秋になると話題になる「渡り蝶・アサギマダラ」。
例年は10月ごろに姿を見かけるのですが、先日9月23日の秋分の日に早々、長門市向津具半島の我が家、民泊母屋の庭に舞い降りてくれました!
この小さな体で海の向こうの国へ、遠くは台湾まで飛ぶとは…凄いなぁ。
渡り蝶「アサギマダラ」ってどんな蝶?

アサギマダラは、春から秋にかけて本州各地で見られる“渡り蝶”で、日本から台湾・香港まで2,000km以上を移動する”渡り蝶”として知られています。
透き通るような青紫の羽模様は幻想的で、風に乗ってふわり・シュイーンと、グライダーのように飛ぶ姿がとっても印象的。
アサギマダラの渡りは主に春(5月〜6月頃)と秋(9月〜11月頃)に観測されます。
夏に南から北へ移動したアサギマダラが世代交代した後、秋には南下を開始し、冬を越すために沖縄などの暖かい場所へ海を渡って移動しますが、特に秋に好物のフジバカマに集まっている姿がよく見られます。
蝶々といえば、ヒラヒラと羽を動かして飛んでいるイメージですが、アサギマダラはヒラヒラ羽を動かしたら、次は羽を動かさずにグライダーのように風に乗って飛ぶんです。
その時に下から仰げると、光に透き通った羽がまるでステンドグラスみたいで本当に綺麗なんですよねー!
成虫の寿命は一般に 4〜5か月ほど といわれ、チョウとしては比較的長命な部類だとか。
“旅する蝶”とも言われ、フジバカマやアザミ、ツワブキなど秋の花を好み、蜜を吸いながら長い旅を続けます。
我が家の庭にも舞い降りたアサギマダラ
これまでは10月中旬頃に、庭や周辺の道沿いに咲くツワブキの花に集まってきたアサギマダラを見かけていました。
ところが今年は9月の秋分の日、まだツワブキの花が咲いていない時期に、私たち民泊母屋の庭へやって来てくれました。
通っている小学校では、アサギマダラの大好きなフジバカマを植えて誘引しているので、子どもたちにとってとても馴染みのある蝶々でもあります。
「今年は早いやん!」と、子どもたちも大喜び。

コンクリートの地面に降りたアサギマダラの前にそっと手をやると、なんと手に自ら乗ってくるではありませんかっ!
その後もヒラヒラふわ~っと、あたりをしばらく飛んでは、降りてくる。
こんなに人懐こい?アサギマダラ初めて…ヽ(*゚O゚)ノ
その後は厶クゲの花のそばに舞い降りたけど、ムクゲの蜜のお味はどうですか…?
美味しい蜜を吸いながら、ちゃんと体力をつけて、温かい土地へ無事に辿り着いてね…!
アサギマダラの渡りが告げる秋

まだまだ蒸し暑いですが、アサギマダラの訪問が秋の訪れを感じさせてくれました。
最近の気候はなんだかおかしいよねって声もちらほら聞きますが、お彼岸の時期にしっかり顔を見せてくれる彼岸花たち、我が家では、赤、白、黄が、順番に咲いてくれます。

柿も色づき始めました。
子どもたちは、すでにこの色くらいから食べています(笑)。
(むしろ、このくらいが一番好きなんだって。)
そのうち周辺の道はツワブキの黄色い花が咲き乱れるツワブキロード?になります。
“旅する蝶”アサギマダラの渡りのシーズン、今年は何匹のアサギマダラに出会えるかな?
山口県のアサギマダラ観測スポット
下関市 杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦(下関市)と季節体験農場 花の海(山陽小野田市)などでは、フジバカマを栽培してアサギマダラの飛来を誘引しています。
また、とのにゅうアサギマダラ園(周防大島)でも、アサギマダラがたくさん訪れる様子を一目見ようと多くの人が訪れる観光スポットになっているようです。
山口県へ秋に旅行を計画している方は、ぜひ行ってみてください♪

民泊母屋の周辺でも、チラホラとですが、アサギマダラに出逢えることがあります。
出逢えるかどうかは時の運ですが、通りすがりの出逢いもまた美しいものです♪
これからもここ向津具半島の自然とともに暮らしながら、旅の蝶も旅の人も、ほっと羽を休められる場所でありたいと思います。
